就活失敗した俺の話を聞いてくれ

「就活やめるのもありかもしれない」「いや就活やらないなんて終わってんだろ」人それぞれ思うことはあるかもしれない。その「思う」という行為をさせることができれば、自分としては書いてよかったと思える。

ネットの人に話を聞いてもらって進路を決めた

再度就活をやめ、自分は友達とネットビジネスで食っていこうと決心したわけだが、そこに至るまで自分なりに結構悩んでいた。

就活しながら友達とネットビジネスをやろう、とか、ネットビジネスはもう諦めて就活に専念しよう、とか、今の方向とは別の道を模索していた。それは自分が8月に就活をやめた時に、「半年で結果が出なければ諦めよう」と考えていたからだ。

しかしここに来て「もしかしたらうまくいくんじゃないか」と思えるようになってきた。というか「俺はこのネットビジネスを絶対に成功させたい」と考えるようになった。

これだけ強い気持ちを抱いたのは久しぶりだったと思う。もしかしたら今までなかったかもしれない。

だけれど、微妙に気持ちは揺らいでいた。親が言うのも正論だし、自分はまだ結果を出せていない。就活するべきなんじゃないか、そう思うのも無理はなかった。

悩みに悩みながら、友達とのネットビジネスに関わる作業を日々こなしていたが、ある時、自分はネットの友達に話しを聞いてもらうことにした。

自分は滅多に人に相談することがなくて、できるだけ自分で解決しようとする人間だ。相談すると弱みを握られそうで怖いからだ。でもネットの友達なら、リアルでは関係ないから、仮に弱みを握られても大した問題は起こらないだろうと思った。

それにネットの友達は自分のことをそこまで詳しく知らないし、入れ込んでもいないから、割とニュートラルな意見が聞けると考えた。

そんなわけで、ネットの友達に相談してみたら、「私なら、就活するか、就活しないでネットビジネスをやっていくか、この時点で決める」と言われた。

正直なところ、「マジか。ここでもう決めないといけないのか」と思った。衝撃だったし、緊張してドキドキした。

「決めなきゃ、決めなきゃ」と思いつつ、その日は寝た。

翌朝、起きてすぐに「就活をするかしないか」考えた。朝飯を食いながら、「就活しない。俺は友達とのネットビジネスを成功させる」と突如決めた。

どうやって決めたのか、あまり細かいことは覚えていない。勢い、これでいける、これでいくしかない、やってやる、こっちのがおもしろい、そんな感じだったと思う。

そんなこんなで自分は就活をまたやめる決心をし、友達とネットビジネスへの道へと進むことにした。相談に乗ってくれたそのネットの友達には感謝してもしきれない。

ちなみにその決心を親に話したらガッカリされた。無理もないと思う。