辛い時こそ自分が持っているものを思い出してほしい
人間はいろいろなものを欲しがる傾向がある。本とか食べ物みたいな現実に存在するものだったり、映画などの娯楽、彼氏彼女、結婚相手、名誉、お金など。就活生だったら内定だろうか。
そんな感じで皆何かを欲しがる。それで獲得しようと思って行動する。
けど皆が皆、欲しいものを得られるとは限らない。彼氏彼女にフラれることもあるだろう。自分みたいに全然内定がもらえない人間もいるだろう。
欲しいものが得られないと苦しくなる。「どうして自分は手に入れられないんだ」と。
最初の何回かは我慢して行動し続けられる。でも何度やっても手に入れられないと心が折れる。
その時、「自分は欲しいものを手に入れられなかった人間だ。ダメな人間だなあ。何も持っていない」と錯覚することはないだろうか。
他の人はどうなのかわからないが、自分にはそうなることがあった。
でもそういう時こそ、自分が持っているものを思い出してほしい。
一緒にビジネスをやる友達、酒飲みに行ってベラベラ話せる友達、それなりに記事が書ける能力、教えるのが好き、やりたいこと。
確認してみると、自分の持ち物は案外たくさんあったりする。欲しいものが得られなくても、もう既に持っているものはある。
確かに既に持っているものは、欲しいものとは全く別物かもしれないが、でも既に持っているものだって他の何かに取って代わることはできないだろう。
それだけ貴重なものを既に持っているという事実を再認識してほしい。
それに欲しいものが手に入らなかったとしても、何かを失うわけではない。持ち物は減らない。
だからあまり悲観しないこと。むしろ自分の持ち物を再確認できるチャンスだ。
もう結構良いものを持っているんだから、その持ち物を失くさないようにしよう。